本記事では統計検定2級をITエンジニアが受験した理由をご紹介します。
一部上場企業でデータサイエンス系の仕事をやっているITエンジニアです。
※会社と本発信は一切関係なく個人の発信です。
統計検定2級保持者です。
俗に言うデータサイエンティストっぽい仕事をやってます。
こんな疑問を持っている人が本記事を読めば統計検定2級が必要かどうかの疑問を解決する答えの一つになります。
これから上記結論に至った理由を解説してきます!
統計検定2級を受験した理由
統計検定2級を受験した理由1:仕事の効率を上げるため
受験理由を説明するのにデータサイエンティストの仕事をするようになった経緯の説明が必要なので、経緯から書いていきます。
データサイエンティストの仕事をやることになった経緯
僕は学生時代に機械学習をちょろっとかじっていました。
ただし、統計学はスルーして乗り越えてきたという謎の経歴。
統計学をスルーしてきたということをちゃんと説明すると必要になったら調べて活用するスタイルでなんとかなってたので、統計学を体系的に学んでいなくてもなんとかなってました。
機械学習をかじった話を上司にむか~しむかし飲み会かなにかでしたことがあって、さらに上の人にその話が伝わってました。
その話をしてから数年たったある日突然、
君、機械学習やったことあるんだって!?
今度機械学習を使ったプロジェクトやるから手伝って!
と言われました。
これをきっかけに僕はデータサイエンティストのお仕事をすることになりました。(現在進行系)
要は統計学を体系的に学んだことない状態でデータサイエンティストの仕事をやることになった人だよということが前提になります。
データサイエンティストの仕事は統計学が切っても切り離せない!
データサイエンティストの仕事をやり始めるとチームメンバーにこれまで関わったことのない人が多くなりました。
その人たちは打ち合わせや資料で統計学の用語を使ってくることが多かったです。
お客さんにもたまに詳しい人がいてこれって疑似相関(統計用語)だよね!?とか聞いてくる人もいました。
たまに大学教授みたいな人と仕事することもあって交互作用(統計用語)、ポアソン分布(統計用語)という用語は日常茶飯事で登場していました。
彼らに聞かれたことに回答したり、仕事を進めていくには統計学関連の用語を調べ理解する必要があり、知らないことによって仕事効率が少し落ちてました。
そもそも機械学習のアルゴリズムには統計的モデルもたくさんあるんですよ。
ここまで来てようやく
うん、これは統計学知らないと毎回調べることになって仕事にならんな
と思いました。(遅い)
そこで、統計学関連の勉強や資格を調べていると
統計検定2級くらいはデータサイエンティストなら持っていないとね
みたいな情報を目にしました。
まずこれが統計検定2級を知ったきっかけでした。
さらに調べてみると統計学を体系的に学べて、その能力を客観的に測ることができるので統計検定2級を受験することに決めました。
統計検定2級を受験した理由2:数式への抵抗をなくすため
統計学、機械学習を仕事で使っていると確実にあの子に出くわすんですよ。
僕の苦手な数式くんに。
数学は嫌いではありません。
ですが、数式を理解するのってものすごく時間がかかるか機械学習レベルの数式になると理解できないこともあります。
そんなことが続くと数式を見るだけでちょっと嫌な気持ちになります。
ですが、統計検定2級の調査をしている中で試験問題をさらっと見て気づきました。
数式結構出てくるね^_^
ちゃんと数学を学ぶのは数年ぶりだったので、試験問題の数式を見て受験に二の足を踏みそうでした。
ただ、ここで受験をやめたら仕事の効率は上がらないので、身を切る思いで受験することにしました。
統計検定2級を受験した理由3:仕事に自信を持つため
機械学習絡みの仕事をしていて僕が直面していた問題は大きく打ち合わせとプログラムの実装時にありました。
統計学関連の用語を頻繁に発言してくる人との打ち合わせ時は
- 話についていくのがやっと
- 自分の意見に自信が持てない
プログラムを実装する時は
- 統計学の理解度が薄いので、統計学が絡む部分は少し不安が残る
- ライブラリの使い方に自信を持てない
みたいなことがありました。
これらの問題をクリアするには仕事に自信を持って取り組むためにも統計学を学ぶ必要がありました。
お客さんも自信のない人と仕事したくないですしね。
統計検定2級を受験した理由まとめ
統計検定2級を受験した理由は次の3点です!
- 仕事の効率をあげるため
- 数式アレルギーをなくすため
- 仕事に自信を持つため
さらに実際に統計検定2級に合格してみて自信を持って仕事にいい影響を与えてると言えます。
データサイエンティスト、仕事で機械学習、AIを使う人は統計検定2級の受験・取得をおすすめします。
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