ソフトウェアにも人件費はかかる
ソフトウェアにも人件費はかかる。
このことを分かって欲しい。ソフトウェア屋さんも働いて生きている。
世の中には以下のような人種が多数いる。
- ソフトウェアは売値以外に人件費がかかっていることが分からない人。
- なんでソフトウェアにそんなにお金がかかるんだと思ってる人。
理由としては以下のことが考えられる。
1.そもそもパソコンやスマホのなかった時代の人達の感覚として、ソフトウェアのような実体のないものにお金を払うのに対抗がある
→これは感覚としてはまだ理解できる。
実体のないものにお金を払うことに抵抗がある人には
これだけの作業をこれだけ時間と人をかけて行わなければいけないと
伝えると割と理解してもらえる。
2. ソフトウェアを作ったことがないので当然ながらソフトウェアがどのようにどれだけ人と時間作られるか分からない。
→このような人は中々手強い。
「まず人が時間をかけて働けば時間給が発生する。」
ということが分からない人種である可能性がある。
時間給の概念がわかれば1の人と同じようにどれだけ作業量があって
どれだけ人と時間が必要かを教えてあげれば大部分の人は理解してくれる。
アルバイトをやったことがあれば分かるようなことだが、
アルバイトもやったことのないかつ時間給で働いたことのない人種には
時間給の概念が分からない可能性がある。
こういう人は一度ソフトウェアを作ってるところを見せてあげたり、
体験させたりすると分かってもらえるかもしれない。
3.パソコンやスマホで無料のソフトウェアやアプリに慣れてしまっている。
→これは一番厄介。ソフトウェアは無料であるという感覚が強い上、
世の中無料でも充分な機能を持ったソフトウェアがたくさん存在しているからだ。 もちろん無料でも人件費はかかってる。
無料のソフトウェアは人件費以外で広告費やガチャのような課金、
追加機能を購入してもらうことで稼いでる。
じゃあ、広告費や課金で稼げばいいじゃん。と思うかもしれない。
ただ、ユーザ独自に欲しいと思うようなツールに広告や課金はできない、
このようなソフトウェアは人件費で稼ぐしかない。
このことを説明すれば分かってもらえるかもしれない。
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