本記事では、前田裕二さんが書かれたメモの魔力を読んで日頃の情報整理・会話が上手くなる方法をご紹介します。
以下のようなことを思ったことはありませんか?
情報整理の方法って自分オリジナルの方法でやっているけど本当にこれでいいのかな?
もっと自分にとって良い情報整理の方法ってないのかな?
情報整理を今後の自分のためにやっているんだけど自分のためになっている感がない。
上記の疑問を解決する方法を本記事を読むことで知ることができます。
本記事では上記の疑問や悩みをメモの魔力に書かれてあったことを実践したことでどんな効果があったかを実体験を通して解説しています。
実体験を書いていますので、もし、あっ自分も同じかも!というような同じ境遇の人がいましたら参考になる可能性が高いです。
そのような人には是非ご一読いただけると嬉しいです!
結論は以下の通り。
メモの魔力から学んだ今日からできる情報整理・会話が上手くなる方法は以下です。
上記について詳細を解説してきます。
情報整理ってどうしてる?
皆さん情報はどのように整理していますでしょうか?
情報整理の目的は今後同じようなことがあった時や同じ知識を再び思い出すときに簡単にすることだと思います。
例えば、学校の授業で考えると簡単ですね。
ここテストでるよ!
This is a Pen(これはペンです。)
先生が「ここテストに出るよ!」と言ったらメモしますよね?
このメモを取る理由はテストの時にここはテストに出ることを思い出すようにするためです。
しかし、ここテストでるよ!と聞いてThis is a Penの部分だけメモを取っている人がいた場合、あとで見返した時にこれ何だっけ?となるかもしれません。
これはここテストに出るよ!とセットでメモを取ることに意味があります。
そんなアホなメモの仕方しないよ!
上記のように思う人もいるかもしれませんが、社会人になってから仕事のメモをする時はそんなメモを取っている人がたくさんいるのが実情なのではと僕は思います。
実際に僕がそういうメモの取り方をして、困っている自分がいました。
これ何のために書いたメモだっけ!?
未来の自分が困らないかつ自分も成長できるようなメモの取り方を教えてくれたのがメモの魔力でした。
メモの魔力に学ぶ情報整理・会話が上手くなる方法
本章では、メモの魔力の概要、メモの魔力に記載されているメモによって鍛えられる5つのスキル、メモの方法、メモの魔力の実践について記載します。
メモの魔力の概要
メモの魔力は株式会社SHOWROOM社長である前田裕二さんが書かれた著書です。
本書はメモの取り方、メモの活用方法、メモによってえられるスキル、メモを使って夢をかなえる方法などメモに関する情報などたくさんのビジネスマンにとって有益な情報が記載されています。
タイトル | メモの魔力 |
---|---|
著者 | 前田裕二 |
発売日 | 2018/12/24 |
出版社 | 幻冬舎 |
ページ数 | 222 |
メモによって鍛えられる5つのスキル
メモの魔力ではメモによって鍛えられる5つのスキルとして以下が記載されています。
2.の情報獲得の伝導率向上と3.の傾聴能力の向上はメモを取る上では非常に重要なスキルですが、情報整理とはまた異なる話なので、本記事では割愛します。
気になる方はメモの魔力を是非読んでみて下さい。
メモの魔力の購入はこちら>>>メモの魔力
知的生産性の向上
僕がメモの魔力を読んで知的生産性を向上すると思えたのは以下のようなことが書いてあったからです。(僕の主観です)
メモを備忘録のためだけに使わず、メモしたことから新しいアイディアや付加価値を生み出すことに使うことで知的生産性が向上する。
簡単に言うと書いたメモから何か他のことに応用できるようにしようよということです。少しまとめすぎ感はありますが、本書ではこれをファクト→抽象化→転用と言っています。
先ほどの英語の例で言えば、This is a penだけだとThis is a penがこれはペンです。ということだけしか分かりません。
しかし、This is a penは文型で言うとS+V+C(主語+動詞+補語)の文型です。
文型がわかることによってShe is Remi(彼女はレミです)についても同様の構造なので、理解が容易になります。
このように他のことにも応用できるようにすることが知的生産の向上につながると言っているのだと僕は理解しました。
構造化能力の向上
構造化能力の向上について説明します。
メモを上手く取っていくと構造化能力が向上するとメモの魔力では述べられています。
構造化能力の向上は僕が一番共感できた部分です。
共感できた理由は僕がよく情報整理のために利用しているブログやWikiには見出しという概念があり、それが正に構造化だからです。
見出しという概念でこの見出しはこの話が書いてあるということが一瞬でわかるようになります。
この話は何を言ってるかということに見出しをつけることで自然と構造化することができます。
後で見返した時にも違う人が見たときも何の話をしているのか一目瞭然です。
以下の例だとどちらが分かりやすいか一目瞭然ですよね?
メモの魔力ではこの文章は一言で言うと何を表すかを考える作業を標語をつけると言っています。
また、僕が行っているブログやwikiでの構造化イメージの例として本記事の一部の構造を図で表すと以下のようになります。
この構造化能力が上手くなることで情報整理能力が向上するだけでなく会話の能力も向上します。
理由は本書でも記載されていますが、相手は今この話をしているなとか会議のテーマは英語の学習方法についてでその中でリスニングに関する話をしているななど全体の内のどこを話しているかなどが理解できるようになるためです。
全体のどこを話しているかが分かれば、話について行きやすくなりますし、話の脱線が脱線しそうになったら今日のテーマに関係ないよね!と言って脱線を防ぐこともできます。
確かに構造化能力が向上すれば会話まで上手くなりそうだな。
言語化能力の向上
言語化能力の向上について説明します。
言語化能力の向上は非常にシンプルで頭の中にある考えを言語化する能力が高まるという意味だと理解しています。
いくら頭の中に相手の欲している答えがあってもそれを言語化できないようではあまり意味がありません。
頭の中の考えが言語化できなくて悔しい思いを経験したことのある人はたくさんいるのではないでしょうか?
そこで、言語化能力を向上させるためにメモを書くことで強制的に頭の中を言語化する必要が出てきます。
そうすると勝手に言語化能力が高まっていくよと言う意味だと理解しています。
前田式メモの技法の実践
メモの魔力で最もメモの技法として有用だと思ったのはファクト→抽象化→転用です。
本書の全てが詰まっていると言っても過言ではないです。
おすすめの情報整理の方法としては、ファクト+標語→抽象化→転用を愚直にやっていくだけです。
ファクト+標語となっている理由は後で記載しています。
これまで出してきた英語の例で言うと
ファクト:This is a penは「これはペンです」という意味である。
標語:SVC文型について
抽象化:This is a penはSVC(主語+動詞+補語)という文型であり、SVC文型に当てはめることで同様の表現が可能である。
転用:日本語を同じ文型で表現してみよう。例:彼女はレミです。→She is Remi
実際にWikiやブログでメモを取るなら以下のようなイメージになるかと思います。
抽象化を考えることで様々なことに応用できるようになりますね!
前田式メモを実践した結果どうなった!?
前田式メモで推奨されているのはアナログのノートやメモ帳への手書きです。
しかし、僕が実践した方法はデジタルかつブログ、wikiなどへの入力ですので、少しアレンジが入っていますことをご了承ください。
また、抽象化や転用についてはメモの魔力を読んでから実践しています。
僕はメモの魔力を読む前の5年ほど前からブログやWiki、OneNoteなどを活用して情報を整理して構造化することを習慣にしています。
おすすめ記事>>>インストール不要!ローカルWikiにおすすめのフリーソフト・オープンソースソフトウェア2選
ここで5年やっていたのは上記で説明した通り、抽象化や転用はやっておらず、ファクト(事実)に標語(見出し)をつけていたくらいです。
現在も全て抽象化→転用はやらず重要だなと思うことだけ抽象化→転用までしています。
その結果、ファクトと標語だけでも説明がめちゃくちゃ下手くそだったのに多少はマシになったなと上司に言われるくらいにはなりました。
他にも会議中に相手の話を理解しやすくなったという効果も実感しています。
もし、抽象化や転用がめんどくせぇし、時間ねぇと言う方はファクト+標語だけでもやってみてください。
詳細は以下の記事に書いていますので、よかったら読んで見てください。
おすすめ記事>>>ブログは習慣化しても目的を更新しないと続かないと思えた話
メモの魔力に学ぶ情報整理・会話が上手くなる方法まとめ
メモの魔力に学ぶ情報整理・会話が上手くなる方法をまとめます。
メモを取ることで以下の5つのスキルが向上します。
また、メモの魔力から学んだ今日からできる情報整理・会話が上手くなる方法は以下です。
メモの魔力は本記事で紹介した情報整理のためのメモの取り方の他にメモを使って夢をかなえる方法や自己分析の方法などたくさん参考になることが記載されています。
まだ読んでいない人がいましたら是非読んで見てください。
コメント