本記事では、他人の粗探しと悪口をやめる方法を3つご紹介します。
本記事にたどり着いたあなたは粗探し・悪口の癖でずっとお悩みではないでしょうか?
僕は以下のような悩みを持っていました。
粗探しなんてしたくない!と思っていてもつい粗探しをしてしまう。。。
粗探しをしてしまったり、悪口を言う自分が嫌になってしまう。
飲み会や雑談でつい悪口を言ってしまう。
大事な彼氏、彼女などの恋人や友達、家族を粗探し・悪口が原因で傷つけてしまったことを後悔している。
僕は相手から反対意見をもらえば、相手のあらさがしをし、探してきたあらを使って反論してしまうような人間でした。
結果として粗探し・悪口の癖のせいで大切な恋人を失いました。めちゃくちゃ後悔しています。
さらに僕は飲み会でも多少愚痴や悪口を言ってしまっていました。そんな自分が嫌になることが多かったです。悪口や愚痴を言えば友人が離れていきます。
本記事にたどり着いたあなたには大切な人を失う後悔をしてほしくないです。
恋人を失ったことをきっかけに僕は粗探し・悪口をやめることを決意しました。
話してきた通り、僕もずっと粗探し・悪口癖に悩んでおり、粗探しの克服方法について調べて、現在実践している最中です。
あなたも一緒に粗探しを卒業しませんか?
本記事では実体験を踏まえ、粗探し・悪口癖を改善する方法を解説しています。
本記事を読むことであらさがしをすること、悪口を言うことをやめるための方法がわかります。
すぐに行動に落とし込めるレベルで行動プランを書いています。
本記事を読んで行動した結果、あなたの人間関係の改善につながる可能性があります。その結果人生がより楽しめる可能性まであります!
是非、本記事を読んで実践していってみてください。
あなたが恋人、友人などと良い時間を過ごせることを願っています。
本記事では、僕の主観だけでなく、実際に読んで参考にしている本も併せて紹介しているため、客観的な根拠に基づいて解説しています。詳細を知りたい場合は、照会している本を読んでみてください。
粗探し・悪口の心理
まず、粗探し・悪口をやめるには粗探し・悪口をしてしまう原因となる心理を知っておく必要があります。原因がわからないと対策ができないからです。
粗探しをしたり、悪口を言ってしまう人間の心理は様々なWebサイトや本を読んで調べた結果、自己肯定感の低さが起因しています。
他人をついバカにしてしまうというのも同じ心理です。
自己肯定感が低いため、以下のような心理になってしまっています。
- 相手の粗探しをすることで自分と同じレベルまで下げるか下に見ないと安心できない。
- 粗探しや悪口を言うことで議論で優位に立つことで安心する
それぞれ具体例で解説します。
※読むと不快かもしれませんが、こんなことやると嫌われるといういことを知って反面教師にしてください。
相手の粗探しをすることで自分と同じレベルまで下げるか自分より下に見ないと安心できない。
「相手の粗探しをすることで自分と同じレベルまで下げるか下に見ないと安心できない」を実際に僕がやってしまった例です。
自己嫌悪(じこけんあく)になる
じこけんおだよ。笑(俺の方が賢いな)
こんな感じでちょっとした言葉のミスに対して、お前その言葉間違ってるよ。本当はこう言うんだよと言い放ちます。
(俺の方が賢いな)は言葉にはしていませんが、おそらく心理的に相手が下だと思いたいということなんだと思います。
仕事や学校の勉強じゃないんだからそこまで正確でなくても伝わればいいし、そんなこと指摘して相手に嫌な思いをさせる必要なんてありませんよね。
粗探しや悪口を言うことで議論で優位に立つことで安心する
「粗探しや悪口を言うことで議論で優位に立つことで安心する」を待ち合わせの時間に僕が遅刻し、喧嘩になったときに僕が実際にやってしまった例です。
なんで遅刻したの?
君だってこの間遅刻したよね?
遅刻以外にも時間を守らないことあったよね?
本来遅刻した場合にやることは相手の過去の失敗を引っ張りだしてきて自分が優位に立つのではなく謝ることです。
謝れば喧嘩にならなかったかもしれません。
これは、自己防衛のためにしていると思いますが、結局相手にも反論されて自己防衛になんかなりません。
相手だって過去の失敗はきっと反省しているので、再度掘り起こして責める必要なんてありませんよね。
自分も同じように相手が過去の話を引っ張って、優位に立とうとされたら相当腹が立ちました。
実体験からお互い腹が立つので、過去の話を引っ張ってきて優位に立とうとすることは全くおいすすめできません。
粗探し・悪口をやめるためのアプローチ
粗探し・悪口をやめるアプローチは調べて限り以下の2点です。
- 心理学的アプローチ
- 自己肯定感を高めるアプローチ
心理学とか自己肯定感とかなんか難しそう
心理学とか出てくるとなんか難しそうと思うかもしれませんが、実際の行動まで落とし込んで説明するので、誰でもできます。安心してください!
それぞれ具体的な方法を解説していきます。
粗探し・悪口をやめる具体的な方法1:テトリス効果を使って日記を書く(心理学的アプローチ)
粗探し・悪口をやめる具体的な方法の一つ目はテトリス効果を使って日記を書くことです。
いきなり知らない用語出てきて吐きそうになった方、用語も含めて解説します。
テトリス効果とは?
ハーバード・メディカルスクールの心理学部で行われた研究では二十七人の実験協力者に報酬を払って、一日に数時間三日連続テトリスをやり続けてもらった。[中略]その実験の後の数日間、協力者たちに何人かは、空からテトリスの形が降ってくる夢を見続けた。目が覚めている間もどこを見てもテトリスの形が見えた、という人もいた。ともかくこの世のすべてがテトリスの四つの形でできているようにしか見えなくなるのである。[中略]何時間もテトリスをやり続けると実際に脳の中の配線が変化する。
幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論
要は毎日やっていることが心理や思考に影響してしまうよということです。
テトリス効果はゲームだけの話ではなく、身近にもたくさん事例があります。
- 部下のミスや失敗ばかり指摘し、いいところは褒めない上司。
- 文書の細かい本質ではない誤りばかり指摘し、文書のいいところは見ないおじさん・おばさん
- こどもが宿題や勉強しないことばかり指摘して勉強したときは褒めない親
これらはすべてテトリス効果によってもたらされたことだと考えられます。
上記のような悪いところばかり指摘してしまうのはミスや失敗などを毎日見つけている間にミスや失敗などのネガティブなことを見つけるように脳をトレーニングしてしまった結果、ネガティブなことばかり見つけるようになってしまったと考えられます。
「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」はテトリス効果以外にも日常に活かせる方法が満載です。ハーバード大学のポジティブ心理学の第一人者でもあり、ハーバード大学で人気第1位の講師直伝の本でもあります。大変わかりやすく、すぐに行動に移せるノウハウが満載なので、あなたの生活にすぐにいい変化があります!
おすすめの本ですので、是非読んでみてください!
テトリス効果から見る粗探し・悪口の原因
もうみなさんお分かりだとは思いますが、テトリス効果から見る粗探し・悪口の原因は普段から粗探し・悪口ばかり見つけるトレーニングを行っているからです。
粗探しや悪口を言えば言うほどさらに粗探しや悪口を言うようになります。
最悪の粗探し・悪口のスパイラルですね。
どこかでこの最悪の負のスパイラルを止めて、良いスパイラルにしたい!
テトリス効果を用いた粗探し・悪口の対策
粗探し・悪口の負のスパイラルを抜けるにはまずは、そうなってしまっていることを認識してください。
自分が認識しないことには改善できません。
自分をそんな人間だと思いたくないかもしれませんが、プライドは捨てて、今はそういう人間だと認識して改善していきましょう。
粗探し・悪口の負のスパイラルを認識できたら、今度はテトリス効果をいい方向に使うことを考えましょう。
察しの言い方はお気づきかもしれませんが、テトリス効果をいい方向に使うには良いところ、うれしかったこと、できたことを意識的に見つけるのです。
そこで、今日からできる良いところ、嬉しかったところ、できたことを見つけるようトレーニングするには毎日、身近な人の良いところ、今日あった嬉しかったこと、今日できたことをそれぞれ一つ以上見つけて日記として書くことです。
日記と言ってもそんなに何行も書く必要はありません。何行も書こうとするとむしろ続けられないので、おすすめしません。
こんな感じで書いてみてください。
それぞれ他人に自慢できるような大それたことである必要はありません。
身近な人の良いところは日記だけでなく、恥ずかしいかもしれませんが、直接伝えることでさらにお互い良い関係になります。
粗探し・悪口の負のスパイラルを抜ける対策をまとめます。
粗探し・悪口の負のスパイラルはあなたが毎日意図せずにトレーニングをしてきた結果なので、脱するためにはそれなりの努力と時間を必要とします。
簡単には粗探し・悪口の負のスパイラルは脱出できませんが、負のスパイラルから脱出するために科学的に有効な方法なので、覚悟のある人はぜひ実践してみてください!
また、日記を習慣化する人が難しいと感じる人は習慣化のための方法が知れる本を以下の記事でご紹介していますので、気になる方は読んでみてください。
おすすめ記事>>>【書評】脱三日坊主のための続けるコツが分かる習慣化でおすすめの本4選
粗探し・悪口をやめる具体的な方法2:小さな成功体験を積み重ねる(自己肯定感を高めるアプローチ)
粗探し・悪口をやめる具体的な方法の二つ目は小さな成功体験を積み重ねることです。
小さな成功体験を積み重ねることは自己肯定感を高めるアプローチです。
粗探し・悪口は自己肯定感が低いことが原因なので、効果ありそうですよね。
小さな成功体験を積み重ねるは以下の4ステップで実行できます。
最低限の行動ですので、最低限以上行動しても問題ありません。
腹筋を毎日1回するなら、1回やったしもう少しやっとくかとなり、20回くらいいつの間にかやってます。
人間はやり始めることでやる気が湧く動物なので、1回やればもっとやりたくなります。
1回だけならやるかぁとハードルも低くなります。
そうすると20回も俺やったじゃん!となり、自分意外とできるやん?となります。
さらに記録することで自分との約束が守れるていることが認識できるし、俺継続できてるやんと認識でき自信がつきます。
人間が習慣化するのに平均66日かかるというデータもありますので、二か月継続すると腹筋が継続できるうえ、きっと腹筋にもいい変化があるはずです。
見た目もよくなり、習慣化もでき、自己肯定感もあがり、良いスパイラルに入れますね!
しかも、できたことを毎日日記に書くので、できたことを見つけるトレーニングになり、加速して粗探し・悪口の負のスパイラルから抜け出すことができます。
この手法は「小さな習慣」と「1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート」という本の考え方を参考にしています。
小さな習慣のレビューは以下の記事に書いていますので、良かったら読んでみてください。
おすすめ記事>>>【書評】脱三日坊主のための続けるコツが分かる習慣化でおすすめの本4選
粗探し・悪口をやめる具体的な方法3:悪口を言いそうになったり、粗探しをしそうになったら他人をほめる(心理学的アプローチ)
粗探し・悪口をやめる具体的な方法の三つ目は悪口を言いそうになったり、粗探しをしそうになったら他人をほめることです。
これは目標達成の方法として知られているif-thenプランニングを応用したものです。
if-thenプランニングとは?
「もし、Xが起きたら(トリガー)、そのときはYをやる(タスク)」というふうに、条件を事前に決めておくことで目標を達成しやすくすること
人生を思い通りに操る 片づけの心理法則
普段やっていることで例えるなら、目覚まし時計がなったら、起きるとかですね。
if-thenプランニングの考え方はメンタリストDaiGoさんによって書かれた「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」を参考にしています。
if-thenプランニングを実行する方法
if-thenプランニングを知っただけではふーんそうなんだあで終わってしまうので、今すぐ持っているスマホのリマインダーに毎日朝7時に以下の文章を毎日見るように設定してください。
リマインダーに設定することで「悪口を言いそうになったり、粗探しをしそうになったら他人をほめる」ということを頭に刷り込んでください。
粗探し・悪口をやめる具体的な方法まとめ
本記事で紹介した行動は全てあなたのスマホのリマインダーなどに入れて行動に移すことをおすすめします。
行動するハードルも低いですし、すべてやっても減るのはあなたの1日の時間のうち5分~10分くらいでリスクは全くありません。
行動をしたリターンはあなたの自己肯定感があがり、人間関係はよくなります。
粗探し・悪口をやめる具体的なたった3つの方法についてまとめます。
最後に注意ですが、粗探し・悪口はあなたが時間をかけて作ってしまった思考の癖であるため、本記事で紹介した方法を試してもすぐには効果が表れない可能性が高いです。あなたが粗探し・悪口思考を作るのにかけた時間と同等の時間を要する可能性もありますし、運が良ければすぐに効果が出てくるかもしれません。
何はともあれ、やらないことには思考の癖というのは改善されませんので、行動することをおすすめします。
僕も何度も心が折れそうになりながらも続けています。
どなたかの参考になればうれしいです。
コメント