勉強において復習は近道
子供のころ「勉強する際よく言われるのが復習しろ!」
と耳にタコができるほど言われた記憶があります。
これは今もとても大事にしている習慣です。
最初はなんで復習なんかするんだ?
復習する時間を使ってどんどん先のものを勉強した方がいろんなこと知れて受験の近道じゃん。
と思っていました。
ただ、この考え方は人間が忘れる生き物であるということを考慮できていません。
もちろん、勉強したこと、見たこと全部覚えられるという天才であればそのような考え方やり方で構いません。
しかし、大部分の人は一度勉強したことを忘れます。だから人は失敗、歴史を繰り返すのです。
そこで、復習が失敗を繰り返すのを止めてくれます。
復習するということは一度勉強したことを一時忘れない状態を作ることができるということです。
その状態で新しい分野の勉強をした際復習で残した知識を活かして学ぶことができます。
例えば、ある日1の位の足し算を学んだAさんとBさんがいたとします。
Aさんは足し算の復習をして、1週間後まで覚えています。
Bさんは足し算の復習をせずに1週間後は忘れているとします。
この状態で10の位、100の位の足し算や掛け算を学んだAさんとBさんどちらが理解が早いでしょうか。
答えはもちろんAさんだと思います。
「要は最初に述べた天才の状態を擬似的に作ることができます。」
しかも、10の位の足し算や掛け算で足し算の考え方を復習することになるので、より足し算の概念が長期記憶化されさらに忘れにくくなります。
これは数学の分野だけでなく、どんな分野でも適用できることです。
どんな分野も基礎を覚えていなければ応用はききません。
天才の状態を作るために復習をしましょう!!
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