本記事では、スマホ、PC(windows/mac)などあちこちに点在する写真を実際に整理した方法をご紹介します。
以下のような状況に陥ったことはありませんか?
あの時の写真どこにあったっけ?
あちこちに写真が散らばってて整理する気が起きない
思い出の写真がいつでも見返せたらなぁ
デジタルツール、たくさんの機器を使いまくっている僕はおそらく普通の人よりもたくさんの場所に写真が散らばっていました。
そんな僕でもできた方法ですので、写真整理に困っているスマホだけにしか写真がない人は割と簡単に整理できると思います。
僕は写真整理に相当苦労しましたので、この記事を読んでくれる方には同じような苦労をして欲しくはないです。
本記事を読むことでたくさんの場所に点在している写真を実際に整理した方法がわかります。
写真を整理しようと思った理由
写真を整理しようと思った理由は以下です。
上記理由から整理するならやろうと思った今しかない!ということで写真整理を行うことに決めました。
僕が実際に行った写真整理の方法を紹介していきます。
写真を実際に整理した方法
僕が写真を整理した手順としては以下になります。
一つ一つ解説していきます。
1.写真が保管されている場所を洗い出す
僕はたくさんの機器とたくさんのデジタルツールを使ってきたことでいろいろなところに写真が散らばっていました。
家の片付けもやるため、プリントされた物理的な写真もこの際だからと洗い出しました。
そこで、まずは写真がある場所を整理することにしました。
整理した結果、以下の12個の場所に写真があることがわかりました。
写真の保管場所を洗い出したところ、12個もあることに絶望したのと同時に過去の自分を殴りたくなってきました。
こんなにGoogleドライブ作らんくていいやろ。。。
2.写真を一箇所に集める
12個の場所に写真があると本当に整理も管理もしづらいです。
しかもWindows10にもiMac両方に重複写真があったのです。。。
どうするか考えたところ、写真整理はタスク整理と似ているなと思いました。
日頃使っているタスク整理手法GTDの「一箇所にタスクを集める」を写真でも実践してみることにしました。
2.1写真を集める場所を決める
写真を一箇所に集めるためには、集める場所を決める必要があります。
集める場所には以下の条件を満たしている必要があります。
- 写真の中には動画も含まれるので、それなりにデータ容量が必要である
- 写真整理はめちゃめちゃ手間が多いので、効率よく行うためのツールやスペックが整っている環境であること
- 写真が外付けハードディスクやiPhone、Mac、Windowsなど様々な環境にあるので、どこからでも写真が集められる。
そこで僕は以下の理由からWindows10PCのピクチャフォルダ直下に全ての写真を集めることにしました。
- iMacで管理したかったが6年前の機種で処理速度が非常に遅い
- Windows10なら写真重複排除、日付別フォルダ仕分けツールがあることがわかった
- Windows10は2年前に購入したPCかつスペック高めで容量も十分(1TB)かつ処理速度が高速
- スマホはiPhoneなので、外付けHDDの写真やwindows10にある写真を集めるのには向いていない
皆さんも条件に合う集約場所を考えてみてください。
自分の置かれている環境によってはMacやスマホに集約しても良いと思います!
2.2写真を一箇所に集める
写真を集める場所が決まったので、ひたすら写真の集約作業を行います。
僕の場合は以下の順序でやることが一番効率良かったです。
1〜4のGoogleドライブの写真は全てWindows10のピクチャ直下にダウンロードしました。
5.家の物理的にプリントされている写真は全てiPhoneで写真撮影するかスキャナでスキャンしてWindows10のピクチャフォルダに保存。
6.スマホ(iPhone)の写真は全てiMacにアップロードしました。
7,8のiMacの写真はまず、全て外付けハードディスク1に移動しました。
9のWindows10PCのドキュメント直下からピクチャ直下に移動するだけなので、簡単でした。
10のWindows10PCのピクチャ直下はそのままにしました。
11,12はiMacの写真の移動が完了してからWindowsのピクチャ直下に移動しました。
集約作業だけで1日かかりましたが、今後も写真整理を放置しておいて
いつか写真整理をするとなるともっと時間がかかることになります。
そう思うと今やろうとなりましたので、目先の時間だけでなく未来の時間も考えることを乗り越えられます。!
3.ツールを使って写真の重複を排除する
1日かけて集めた写真は10年分で40966枚もあり、その中には重複した写真がありました。
写真を1つ1つ見ながら比較していくのはさすがに大変です。
そこで、重複を検知して削除してくれるDupFileEliminatorというWindows10で動作する無料のツールを見つけました。
ちなみにMacの場合Duplicate Cleaner for iPhotoという重複検知・削除ツールがあります。
DupFileEliminatorのダウンロードはこちら>>>https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se492140.html
DupFileEliminatorでの注意点が一つあります。
DupFileEliminatorは.jpgや.pngなどの拡張子には対応しています。
しかし、iPhoneで撮影した.heicファイルにはデフォルトでは検索対象の拡張子に設定されていません。
画像ファイル設定という項目があるので、.heicを検索対象の設定にしましょう。
全てのファイルの重複を削除するのにツールを使っても2日ほどかかりました。
ツールを使わなかったらもっと日数がかかっていたと思うと大変感謝です。
重複した写真が検知され問題ないことの確認後に削除ボタンを押すことで写真は削除されてしまいます。
しかし、誤って大事な写真を削除してしまう可能性があります。
削除されてしまうのは怖いと思う方はバックアップを取得して作業することをおすすめします。
※ツールの使用は自己責任です。
4.ツールで日付別にフォルダを自動生成・仕分けする
写真の重複を取り除くことができたら、今度は写真を日付ごとにフォルダを分けて整理したいなと思いました。
日付別にフォルダを生成することを10年分手でちまちまやってたら何日かかるか分かりませんね。汗
またしてもここはツールの出番と考え調査してみると「仕分けちゃん」というツールが見つかりました。
自動で日付別にフォルダを生成して、生成された日付フォルダの中に写真を移動してくれるらしいということが分かりました。
仕分けちゃんのダウンロードはこちら>>>https://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se482278.html
これは日付フォルダ作って写真を移動するだけなので、1時間程度で終わりました。
5.GooglePhotoに写真をアップロードする
写真の仕分けも終わったし、あとは写真をいつでも見れる状態にするだけになりました。
5.1.写真クラウドサービスの選定
いつでも写真を見れる状態にするということはやはりクラウドサービスは必須になりますね。
クラウドサービスが何かわからない人はインターネットを通じて写真が見れるサービスと思えば大丈夫です。
インターネットを通じて写真が見れるということはインターネットにつながるスマホ、PC、タブレットがあればどの機器からでもいつでも見れる状態になります。
写真のクラウドサービスは以下の記事で紹介しています。
写真のクラウドサービスについて>>>https://weedy-seama.com/recommend-cloud-photo-apps
写真のクラウドサービスは何を使うかというとGooglePhotoを使います。
AmazonPhotosもかなり優秀ですが、恩恵を受けるのはAmazonPrime会員だけです。
GooglePhotoの選定理由は、無料、写真でも動画でも容量無制限、共有が簡単、googleアカウントは持っている人が多いからです。
ということで僕のおすすめは写真クラウドサービスはGooglePhotoです。
5.2.GooglePhotoに写真をアップロードする
ここからはひたすら写真をGoogle Photoにアップロードしていきます。
しかし、Wifiのネットワーク回線が貧弱な僕の家は一気にアップロードするとネットワーク回線を占有してしまいます。
その影響でWifiに接続したスマホでYoutubeやネットサーフィンが思うようにできなくなりました。
しかもアップロードしすぎで、ネットワーク回線が切断されることもあり、どこまでアップロードしたかわからなくなるという事態が発生しました。
どこまでアップロードしたかを見極めるために一つ一つ写真を見ていく手間を考えるとこまめにアップロードしていくことにしました。
家にいるときにアップロードしてしまうと上述したとおり、スマホでのネット生活が不快になってしまいます。
そこで、仕事や用事で外出する前にアップロードして外出するということを行っています。
これは毎日ちょこちょこやっているおかげで1ヶ月くらいかかりました。
6.今後写真が点在しないようにするための方針を決める
今後同じようなことは二度としたくありません。(まじで大変だった。)
同じようなことが発生しないようにするために以下の方針を考えました。
- 写真はスマホのみで撮影(最近のスマホは画質がかなり良いので、僕はデジカメ不要)
- 写真はスマホからGooglePhotoにアップロード
- これまでの写真はiMacの写真アプリに保存しておく(メインのスマホがiPhoneとPCがiMacのため)
- 写真の保存先ローカルはiMacだけにする。
- 写真の保存先クラウドはGooglePhotoだけにする。
- プリントされた写真を入手したらスキャンして捨てる
ローカルに写真を残しているのは、GooglePhotoのサービスが終了する可能性を考慮してです。
当分は終了しないとは思いますが、何があるか分かりませんので、念のためローカルには残しています。
スマホ、パソコン(windows/mac)などに点在する写真を整理する方法まとめ
様々な場所に点在する写真を整理したおかげでパソコンの整理にもなったし、部屋もすっきりしました。
さらに今まで写真が点在していたこととこれからも写真が溜まっていくことが頭の中にずっともやもや残っていたので、精神的にもすっきりしました。
もし、写真が様々な場所に散らばっている人がいましたら、整理してみることをおすすめします。
最後に僕が行った写真の整理方法をまとめておきます。
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